立憲民主党

衆議院議員

広島県第6選挙区

佐藤 公治 さん



質問と回答

①核兵器の廃絶を目指すべきだとお考えですか

はい

核兵器、さらにその発端となる戦争や紛争をなくすことが大切。戦争・紛争がない世界、社会、地球にしたい。

 

②−1核兵器禁止条約が採択されて2年目を迎えますが、あなたは核兵器禁止条約に賛同していますか

はい

現実的な政治・外交を考えると、できる・できないの議論はある。それでも、広島県・政治家としての意思を示すことが大事だ。参加すべきだし、その中心にありたい。

外務省や官邸しか知らない情報もあるが、核兵器禁止条約の交渉に日本が空席を作ったことは残念。積極参加の意思表示ができなかった。その選択の前にやるべきことがあった。

 

②−2核兵器禁止条約に日本は署名・批准するべきだと思いますか

思う

いろんな矛盾や現実的な問題があるが、日本としての意思を示すために、署名・批准をすべき。政治家は国民が選び、決める。みなさんといろんな所で話をして、同じ思いや考えを持って一緒に行動する人を増やしたい

 

③どのような条件のもとならば、日本は核兵器禁止条約を署名・批准することができますか。また、署名・批准に至らない障壁となっていることはなんですか

条約は人道が主軸。安保の観点が足りない。みんなが賛同できる内容に、日本が中心になって話し合いを進めたかった。国民の覚悟がいる。

我々にない情報を、政府や官邸サイドは持っている。一般的に言うと、日米間の同盟関係が矛盾を起こす。日米同盟は大事で、否定しない。頼り合うことは大切。それでも、いい意味で、自主自立が必要。

核の傘を変化させる必要がある。技術の進歩を冷静に、論理的に見ることが大切。サイバーや電子兵器は、核を無力化し、戦争・紛争を変える可能性がある。大量破壊兵器は、争いごとの方法論。争いごとの根本的な所を考えなくてはいけない。いかに、共存、共生していくか。人と人、民族と民族が共生できる国・社会であってほしい。

核の傘で安全保障が守れないということも十分考えられる。日米同盟自体、変わっていくべきだ。限りなく対等な関係でなくてはいけない。

 

その他

  • 野党の結集において、広島としての意思の明確な表明として、「核兵器禁止条約への参加」を示すことは、考え方の一つとしてある。
  • 民主主義においては、政治家は選ばれる存在。政治家を選ぶ、市民、県民、国民の関心があってこそ実現できる。国民の意志や覚悟が必要。みんなが漂流している所がある。無関心でいられても無関係ではいられない。有権者と行動とともにする強い政治を目指す。